山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

道具の手入れはマスト!



ニゲラ デルフトブルーがなかなか開花せず、待っている間にバラが賑やかに咲き出してしまい、その存在をすっかり忘れてしまっていた。
雨風で倒れかけながら、大きな花を咲かせている。



もう一株は青色が入らなかったが、シベの根元の、蝶の羽根模様が目を引く。




昨年は全く咲かなかった奥多摩コアジサイに鶏ふんを施したら、今年は見事に咲いた。コアジサイは肥沃な土が好きらしい。



今日は掃除だな。



アルスコーポレーションのガーデニングハサミを買って1年。毎日使っているから少し刃こぼれはしているものの、ちゃんと手入れして長く使いたいと思っている。バネの効きが良くて、よく切れるよ。ハサミって切れなくなると、まるまる捨てるしかないけれど、これは刃の部分だけ取り替えることができるのもいい。

先日、一度しか使っていないのにハサミが切れなくなった、と年配の女性が店にやってきた。見てみると、歯の合わせも良く刃こぼれもしていない。ほとんど使っていないのは本当みたい。刃が少し黒く汚れている。試し切りして見せても何の問題もないのに、でも切れない、と言う。「買ったのは1年くらい前だけど、1回しか使っていないのに、これじゃあ…」
切って見せても食い下がる。このお客様、あわよくば新品と交換してもらえるんじゃないかと思っているんだな。
クレーム寸前の言い方だったと思うが、ハッキリ言わせてもらった。「刃がずいぶん汚いけど、使った後きれいに手入れしなかったでしょう?放置しておくとベタベタして切れなくなるんですよ?切れない原因はこれしかない。ちゃんと大切に手入れしてあげなきゃ。」
でもその後、ちょうど同じもので中古のきれいなハサミがあったので、それと取り替えてあげました。特別に、と念押しして。
「あら、こっちの方が軽いわね」だって。

手入れをすれば何年も持つのに。昔の人はモノを大切にするとか言ったけれど、もうそんな人も少なくなっているのかもね。こうして大切な資源は無駄に使われているんだろう。



小さな小さなケイビアヤメ(鶏尾アヤメ)、1輪だけ開花。



大切なプリムラ オーリキュラが穴だらけ…犯人は小さな緑色のイモムシ。