山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

大きくなったパンパスグラスの手入れ〜その1



今月も楽しい職場の研修に参加しました。いつも勉強になるので、こんなオバちゃんなのに参加させてもらえてありがたいです。

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ハロウィン色の寄せ植え


私の好きな季節がやってきました。実は山田ガーデンは秋に花が咲く植物が多く植えてあり、ホッと落ち着ける貴重な時でもあります。

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ガーデニングは要らぬ苦労?


休日明けに出勤したら、何やら会社に動きが。来月から閉店時間を早めることが決まっていました。マジか…

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ギボウシの株分け〜ブルーマウスイヤー


今年の夏もアイスコーヒーをよく飲みました。ステンレス製のタンブラーが活躍した夏でした。氷をたっぷり入れても溶けないし、容器に水滴がつかないから、庭作業をする時も外に持ち出せます。水筒とコップの良いとこ取りで、買ってよかったもののひとつでした。

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虫が多いのは秋だからなんだろうな



夏と秋が隣同士に咲く図。遂にルドベキアが100円で買えるいい時代になった。この色味を見ていたら、なんだか焼き芋が恋しくなりました。

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草花の写真を撮るときに気をつけていること



ベゴニアには興味がなかったけれど、この品種に出会っていいもんだな、と思うようになりました。

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秋が始まる庭



黒ピーマンが鈴なり。重たそうだけれど、茎がしっかりしているから大丈夫。
ミニトマトは早々に終了し、代わりにブロッコリーを1株だけ植え付けました。

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プリムラ オーリキュラの夏越し


観測史上最早で梅雨が明けたのは6月末。それから約2カ月、仕事にならないくらいの暑さが続いた日々が、先日の台風上陸で変わってきました。



バラを見るとすぐ分かる。新芽が出てきたり、蕾が上がってきたり。そう、秋がそっと近づいている。



日高ミセバヤには蕾。



夏用に作った寄せ植えが、秋が近づいていると感じた瞬間から、なんだか秋っぽく見えたりして。



ボックセージは茎が細くて倒れやすいけれど、しっかり陽が当たる部分はまっすぐに伸びてくれます。パンパスグラスもキレイな穂が出ました。


「夏の終わり」そんな言葉をあちこちのブログで目にするようになって、それならばあの植物の夏越しがどうなったか?もうまとめてもいいかな、という気になりました。実は、寄せ植えの先生に「ねぇ、あのプリムラどうなった?」と聞かれていたところ。ハイライトでご紹介しましょう。あのかわいい高山植物ですよ。


株分けして大所帯になったプリムラ オーリキュラは、梅雨明けしてからも1カ月は東庭の日陰で過ごしていました。
日の出から1〜2時間は陽が差します。日の出がすでに暑いので、毎朝水をバシャバシャ遣っていました。
その後は日没まで日陰になりますが、なにせ空気が熱い。どんどん葉が黄変してゆきます。日陰に置いたことで、私の大嫌いなナメ○ジやダンゴムシの住処になる始末…
毎日心配で、仕事中も大丈夫だろうかと気が気ではありませんでした。



8月には涼しい場所を探して右往左往。家の北側の軒下に置いてみたり、家の中に持ち込んで浴室の脱衣所の床に置いてみたり。
そして遂に、勝手ではありますが居間の床に置くことにしました。ここなら1日中父がテレビを観ているから、冷房が効いていて涼しい。ナメ○ジがいるかもしれない植物を家の中に入れてはいけない、遠慮している自分もいましたが、とにかく暑くてどうでもいいや!絶対死なせない!
しかし葉の黄変は止まらない。腐って枯れてゆく。よく見ると黒い斑点ができて、その周りから黄色くなってゆくみたいだ。カビ菌の仕業かも?ベニカスプレーを掛けたら斑点が治まりました。




現在も葉の黄変はありますが、明るい兆しも見えてきていて。真ん中の新芽が伸びだしてきたのです。なんとかなったんだな。いやいや、大変でした。
寒さに弱い植物を家の中で冬越しさせるように、最初から涼しい家の中で夏越しさせればよかっただけのことでしたね(笑)。オーリキュラに翻弄された、今年の夏でした。


しかし、オーリキュラの故郷であるヨーロッパもとてつもない熱波で川が干からびたり、ガーデナーにとっては大変な夏になっているようで、私のようにオーリキュラの夏越しに苦労している方もいるに違いありません。
日本ではまだまだ知られていないオーリキュラですが、少しでもどなたかのお役に立てる情報になりますように。





こぼれ種で増えすぎる時は



今までいろいろと植えてきたルドベキア、ルビールビーやチェリーブランデー、トトゴールドは姿を消し、山田ガーデンに唯一定着したのはルドベキア タカオ。お盆のこの時期には小輪のかわいい花がたくさん咲きます。
もちろん宿根もしますが、こぼれた種でよく増えて。今年は庭のあちこちに5カ所だけ芽を残して大きく育て、残りの芽は見つけたら抜き取ってきました。すべてを育てたら、タカオだらけになっちゃうから。
小さな庭でも、こうして種から発芽しやすい植物は抜いて調整しないと大変なことになります。



秋には風情のある姿を見せてくれるミズヒキ。これも細かい種が落ちて、どんどん発芽します。増えすぎたらとにかく抜くしかありません。




しばらく忙しくしていたら、秋明菊の蕾が上がってきているのも気付きませんでした。これもまた綿毛でよく増えるよね。
葉がガサガサ固くて場所も取るし、かなり抜いてしまいました。


先日の除草ボランティアは、私がこうして庭を維持するのと全く同じ作業でした。
皆、解っているのだと思うのです。どんなにオオハンゴンソウを抜いても終わりは来ないし、変わってしまった過去の自然は完全には戻らないでしょう。広範囲に拡がったものを根絶するのはもう不可能だけれど、せめてこれ以上増やさない努力、それをずっと続けてゆくことが大切なことなんだ。


奥日光に行ってから、何か庭に対する意識が変わってしまった感じがあります。勉強のためと参加したけれど、勉強になりすぎちゃったのかも(苦笑)。今の地球の現実を目の当たりにして、出ない答えをぐるぐる考えている感じ…結果、楽しく庭作りを続けられなくなっています。
暑いからっていうのもあるけれど、もしかして行かないほうが良かったのかもね。