山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

ガーデニングは要らぬ苦労?


休日明けに出勤したら、何やら会社に動きが。来月から閉店時間を早めることが決まっていました。マジか…
原材料の高騰で商品も次々と値上げされ、以前より倍の金額になってしまったものもあります。ものが売れなくなってきています。閉店を早めて、電気代や人件費を削減して厳しい状況を乗り切ろうということのようです。
働き方改革で閉店後の残業がしづらい雰囲気になり、人事異動でマイナスになった人員は補充されない。人手が足りないから、今までのように工夫したポップ制作ができず、売り場に温かみがなくなりました。店全体の士気が下がってきている感が漂い、あまり良くない流れですね。
勤務時間が短くなるので、時給で働いている私も給与が減ります。それでも淡々と、売り場を良くするにはどうしたらいいか、を考え続けたい。そう思いながら、箒とちりとりを握る毎日です。



仕事休みと天気がうまく噛み合わず、雨の中植え付けた芽キャベツ。売り場の売れ残りの野菜苗を、ほんの僅かな数ですが育てています。食べたことのないもの、見たことのないものを選ぶ傾向にあるのは、その方がワクワクして楽しいから!



悲しいかな野菜を植えるスペースはないので、いつもコンテナや大きめの駄温鉢で育てることになりますが、それでも充分育てることができると判れば、お客様にアドバイスできます。広い庭を持っていないけれど、何か育てて収穫してみたい、そういった方もたくさんいますからね。


ちょこちょこと売れ残りを買っても、植え付けが間に合わないもの多数。一応、どこにどんな風に植えるか考えて買うものの、持ち帰ると考えが揺らいでしまう。これを移植してからこれを植えて…なんて考え始めたら、すぐに済むものも終わらない。しかも培養土が足りないとかアクシデントがもれなくついてきたり。
こんな姿が、傍から見ると「要らぬ苦労をしている」ように見えるらしいです。周りが言わんとすることは分かりますが、それを楽しんでいる自分もいます。
植え付けてハイおしまい、ではただの作業。私にとってガーデニングは心地よい場所を作り上げる楽しみなんです。あれこれ考えて、要らぬことまで考えて想像して手を動かす。そこには嫌だなぁとか、やりたくないなぁという気持ちは一切ないんだよな。




3カ月以上、買ったままになっていた鶏尾アヤメ。これは地植えでは存在感がなさ過ぎる。それくらい小さいから、カゴに植え付けてみました。
立派な塊茎?塊根?詳しくは分かりませんが、確認できました。来春が楽しみね。


庭には嬉しいニュースが。
まだかまだかと待っていたリコリス ラジアータが花茎を伸ばしていました。


ポンポン菊やらの影になっている。これは植え替えか?また苦労しちゃおうか(笑)。