山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

地味な植物にスポットライトを!

 

バラの開花が楽しみな山田ガーデン。実は、日なたと日陰が半々にある庭です。常に樹木の影が伸びている場所あり、日なたは午後になると家の影で日陰に変わります。これを "半日陰" と言います。

バラは出来るだけ陽の当たるところを選んで植えてありますが、影が濃くなるような場所にある植物は掘り出して移植しています。

 


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迎え入れて3年目にして、初めて咲いたテマリシモツケ サマーワイン。ディアボロという品種の方を植えているガーデナーさんが多いので、山田ガーデンは小型のサマーワインを選びました。

クリーム色の小さな花が、その名の通り手鞠のようにまあるく形作って。黒い葉に映えます。

これも陽当たりの良い場所へ移植をしたら、ぐんと大きくなりました。

 


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今年はビバーナムに続いて初めて開花する花が多く、とても嬉しいです。いつもとは一足違う、新しい風がフッと吹き込んできたような感じがします。

 


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こちらもお久しぶり!ゲウム リバレ。陽が当たる所へ移植したので、今年は花が咲きました。和名は風鈴ダイコンソウ。葉が大根に似ているから、だそうです。ぱあっ、と花弁を広げるマイタイも明るくて素敵ですが、やっぱりこういう地味に下向きに咲くような花が好きです。

 


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側にはオダマキの株、無事に冬越しし花を咲かせています。

 


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今年は穴だらけですね。

 


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影の強い所へ植えた奥多摩コアジサイも咲き出しました。少しずつ株も大きくなってきています。

 

 

明るいバラの陰では、こんな地味な子たちも頑張って花を咲かせています。山田ガーデンを支えてくれるそんな子たちに、今日はスポットライトを当ててみました。