やっぱりね、幹だけになったウメモドキは伐採しました。内部に水分は全くなく、枯れていました。
葉をつけていた1本も、左側にだけかろうじて水分を通していただけで、ほとんどダメでした。
ごめんね、世代交代だね、とか一般家庭の庭木は平均で何年生きるのだろう、とか、ノコギリの音が2階の母の部屋まで聞こえているんだろうな、勝手に伐採したと父に告げ口するんだろうな、とか考えながら切り落としました。最後まで切り口が割けないように丁寧に…
伐採したおかげで、増えて根元にはびこったホトトギスを整理することができました。
なかなか切れなくて、途中でチェーンソーが欲しくなりましたが、そんな財力はないのでノコギリで地道に切りました。チェーンソーなら5分も掛からない作業なのだろうな。
さっぱりしたような、切っても変わらないような。パンパスグラスが覆っているから、あまり代わり映えしませんね。
赤い実がなる庭木は案外たくさんあって、ウメモドキに代わる木に困ることはありませんでした。いろいろと窮屈に植わっているので、抜根はできません。狭いスペースに植えられるような小さな木を選びました。
風鈴ガマズミです。黄色だった実は、売り場に入荷してから1週間で徐々に赤みを帯びてきました。とてもいい色です。
現在1mほどの背丈ですが、幹は鉛筆と同じくらいの太さ。どんな容姿になるのか詳しくは分かりませんが、ウメモドキのように無骨な感じにはならなそう。このままやわらかに大きく伸びてくれることを期待しています。