山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

大人気ポーチュラカ、夏顔の庭


ここのところ、曇が優勢な晴れが続いていて過ごしやすい。風もあります。
数日前に続いたあの異常なほど暑かった日々に比べたら、本当に楽です。こちらには台風の影響はありませんでしたが、その後吹く早朝の風が秋を思わせるような…そんな話を愛犬の散歩中にしたら、他の飼い主さんに「いくらなんでも秋はないでしょ」と笑われてしまいました。



園芸売り場でよく売れる夏の花のひとつにポーチュラカがあります。マツバボタンじゃなくポーチュラカ。ぷくぷくした小さな丸い葉にピンクや黄色などのカラフルな花が咲きます。広がって伸びる、ちょっと水分多め系。おばさまたちには毎年大人気で、ケース買いしてゆくお客様もいるほどです。
この花の魅力はなんだろうか?確かめたくて、1ポット植えてみました。ちょうど2色咲きの可愛らしいらしいものがあったので、それにしました。



水分多め系の植物は多肉植物に近いタイプなので、乾燥に強い特徴があります。逆に水を遣りすぎると腐ります。ベゴニアと同じような管理をすれば大丈夫。
そしてポーチュラカはお日様が大好きなので、とにかく陽に当てる。陽当たりが悪いと花が咲きません。
私は単体植えが好きなのですが、ポーチュラカ1株だけでも充分かわいい鉢になりました。



アガパンサスが開花した山田ガーデンですが、なんだかどうにも花茎が倒れてしまって…地植えにしていたら地面にひれ伏していたはず。



もっとこう、シャキーンと上に向かって咲くはずだったのに。置き場所が日照不足だったんだろうな。来年は考えなきゃ。




アガパンサスの隣に置いているブラックベリーの鉢には実がたくさん。道の駅に探しに行くほど好きなベリーが、間もなく自分の庭で収穫できるなんて、夢のよう。



もう幾つかは何者かに食べられています。私の他にも楽しみにしている誰かがいるんだな。



風があって気持ちが良いので、雑草を抜いたり花がらを切ったりしました。植物に囲まれてしゃがんで作業していると、植栽してお世話をして守ってきた植物たちに守られているような感覚になりました。




ユーフォルビアの新芽が伸びて、きれいな葉を広げています。掘り上げて鉢で養生させているラムズイヤーも元気そう。古い株だけれど、まだ頑張れるかな。


午後はテレビの速報に釘付けになっていました。任期も長かっただけに知名度も高かった安倍晋三元首相がこんな形で亡くなられるなんて。いろいろと思うところはあるけれど、この国を良くしようと尽力してくれた存在感のある政治家でしたね。ご冥福をお祈りします。