昨日に引き続き、アーチのブラッシュ ノアゼットが1輪咲き出しました。幹の中をテッポウムシ (カミキリ虫の幼虫) に入られながらも、昨年の春と同じようにたくさんの蕾を付けてくれています。
今でもきちんと駆除できたのかどうかは判りませんが、ベーサルシュートが出てきているところを見ると悪くはなさそう。
山田ガーデンで育てている20品種近くのバラの中で、蕾を付けていなかったものがありました。HT ダブルデライトがそれです。
春先に芽吹いたものは、残念ながら全てブラインド…
そんなひっそりとした枝から、再び勢いよく芽が伸び出しました。"ブラインド" とは、花芽を付けることのない残念な枝。ダブルデライトはブラインドが多い、と感じるガーデナーさんが多いようですね。どうやらそれが彼女の個性のようです。
新しい芽には蕾を確認できました!実はこれ、愛犬きなこのおかげなのではないかと思うのです。庭にコロンと落ちていたきなこのうんちを株元に埋めた覚えがあるから(笑)。
どう見てもダメになってしまったHT ブラックティーの蕾。バラゾウムシの仕業でしょう。あぁ、たったひとつしかない大切な蕾だったのに…
全て上手くはいかないものです。解ってはいるけれど悔しい。こんなことになっても無農薬栽培を続けられるガーデナーは心が広い。ほんと神だと思う。