山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

もっとやらなきゃ、という癖

 

昨年秋に鬱々とした気持ちから抜け出したくて、会社を辞めました。窓から光も入らない、雑談もない暗い職場が、本当に辛かった。陽を浴びて大好きな植物に関わる仕事がしたいな。そこで選んだのがイチゴ農園の仕事でした。少し前に今シーズンの収穫が終了し、今は来シーズン用の苗を大切に育てているところです。しかし収穫やパック詰めほどの人員はいらないので、あんなに忙しかったことが嘘のように自宅待機が多くなっています。困りました。これじゃあ食べていけないもの。もうひとつ並行して他の仕事もすることに決めました。

 


f:id:y-garden:20190609073002j:image

梅雨空にはアジサイ。車を走らせると、あちらこちらでアジサイが咲いているのを見掛けるようになりました。山田ガーデンでは西洋アジサイ アナベルの開花が始まりました。ここからあの綿菓子のようにまんまる姿になるのでしょうか?日本のアジサイに比べて葉が小さく柔らかで、色も明るいライムグリーンなので軽やかな印象です。

 


f:id:y-garden:20190609073549j:image

アナベルといえば丸い花弁が特徴ですが、咲き始めは尖っているのですね。

 


f:id:y-garden:20190609074129j:image

足元にはリシマキア ミッドナイト サン。 

 


f:id:y-garden:20190609074559j:image

かわいいドクダミの花も、抜かずに咲かせています。増え過ぎたら抜けばいいだけのこと。

 

 

仕事がないのだから収入もないのは仕方がない。もっと頑張らなければ。どれだけ頑張っても、私には足りない。いつまでも、もっともっとやらなきゃ、って思い続ける人生は辛い。家族全員を背負っているのだから。

梅雨の曇り空が、気持ちまで鬱々と落ち込ませる。また庭に出るとするか。