シラユキゲシが今年も姿を見せてくれました。これはちょうど1年前に、寄せ植えの先生のオープンガーデンにお邪魔した時に分けていただいたもの。水分を多く含んだ柔らかな感触ながら、強いと言われていた通り、ニョキニョキと出てきました。
その先生宅が開催するオープンガーデンへ、今年もお邪魔してきました。今回は10年目の節目の年だそう。私は2回目の訪問。たくさんの花好きさんが既にいらっしゃっていて、賑やかでした。
「ブログに場所と私の名前を出したらいいわよ!」のお言葉に甘えて、タイトルに先生のお名前をどーんと出させて戴きました。
よく咲くスミレ虹色スミレは通常のビオラより花が大き目なので、華やかですね。今回はこのよく咲くスミレ虹色スミレのローズ色が、至る所で効いています。
同系色で濃淡をつけた組み合わせが素敵。
正面のカーポートには、20年以上経っているという古株のクリスマスローズ。とても元気そう。クレマチスの芽が上に向かってたくさん!
噂に聞いていたガーデンシェッドは、先生がひとりで組み立てたもの。完成までの裏話を聞いているだけに、感激もひとしお…
足元の植栽って、すごく気になるところ。錆びたアイアンがいい味を出しています。
小径の両側はたくさんのクリスマスローズ。そして上部にはクレマチス アーマンディが満開。昨年は突き当たりにもアーマンディのつるがありましたが、ばっさり剪定されていました。
とにかくたくさんのクリスマスローズが陽に照らされて、美しいこと!
今年のテーマは赤毛のアン。これも全部彼女がひとりで作ったお部屋。
手のひらサイズの小さなブック型ポットには、これまた小さな多肉が丁寧に植えられて。
さらに奥には、素敵な景色が広がります。
鮮やかなピンク色の蕾はハナカイドウでしょうか。
クリスマスローズって下を向いて咲くことが多いですが、たまにこうして顔を上げて咲いているものがありました。
「人に喜んでもらうことが嬉しいの」と、以前お話している時に先生がおっしゃっていた言葉が忘れられません。こちらがお庭にお邪魔させていただいているのに、ミニボトル栄養剤を訪問者全員にプレゼントしてくれたり、小さなお子さん用として別にお土産を用意していたり。オープンガーデンも10回目とはいえ、体調を崩したりしながら様々な準備は大変だったことでしょう。
それを微塵も感じさせることなく、いつもにこにこと仕事をしている先生には頭が下がる思いです。
花好きさんは、皆幸せな気分で帰路についたはず。
【2022年4月16日 修正】