山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

貯水葉現る〜プラティセリウム ネザーランド(ビカクシダ)


ひどく暑い夏だ。気温が36℃、37℃なんて日も長いこと続き、外仕事には過酷すぎる。空気までもが熱い。同じく外仕事をしている方々に敬意を表する。
それでも空を見ると、少しずつ季節が変わってきているんだなぁと気付いた。浮かぶ雲が初夏とは違って、筋雲なんかが現れ始めて。朝晩も7月に比べるとずいぶん涼しくなった。
地球温暖化の影響で2週間くらい季節が進んでいると考えれば、今は8月下旬にあたり、台風がばんばん発生するのも理解できる。


あれから気持ちが上がらず、悶々とした日々を送っている。希望しているような中古物件は現れず、それならばと条件を変えて考えるも、今度は高価すぎて手が出せない…
通勤可能圏内の、小さなお家に広い敷地。たったこれだけの希望が通らないのだ。
毎朝、ネットの新着物件をチェックするのが日課になっている。ゴールは見えない。
悪いことは重なるもので、職場でも問題が勃発。密かに感じていた怒り、疑念、不信感、そうだよなやっぱりおかしいよな、が確証されるような出来事が次々と明るみに。
常に忙しそうにしている同僚は、できる人間だからいろいろと仕事が集まってきてしまうのだろうと思っていたが、真逆だった。残念。
助言が届かない。相手に受け取る気持ちがないならば仕方がない。


売れ残りのビカクシダを先生が買い取ってくれて、みんなで1つずつ持ち帰ったのは2月のことでした。


あれから半年。相変わらずビニルポットのままで育てていますが、新しい葉がたくさん出てきて、元気そう。


半年前と比較してみると、その差は歴然。しかも水しかやっていないという。



そしてとうとう、待ちに待ったあの葉っぱが姿を現した。根元の丸い葉っぱ、これは間違いなく貯水葉でしょ。株元をガバっと保護する、キャベツみたいなあのカッコイイ葉っぱがついに現れた!
これをずっと待っていた。やっとビカクシダらしくなってきたぞ。