カフェは良く咲くバラです。羽根を束ねたような花形がカフェの特徴。完璧にきゅっと巻いたバラにはない、こんなにもラフで、ふっと肩の力を抜きたくなる魅力を持っています。
茶系の中間色がまたいい色。咲き始めは黄色が強く出て、あっという間に抜けてしまいます。
おまけにあっという間に散ります。
房咲きなので次の蕾がすぐスタンバイしていますから、萎れたら早く切った方がいいのです。
蒸し暑かった日曜日、久しぶりにじっくりとバラたちを観察すると、チュウレンジハバチの幼虫たちが超たくさんいました。つるバラに集中しています。特に狙われるのはつるバラ バレリーナ。ぐんぐん伸びる柔らかいシュート(新しく伸びた枝のことです) に、必ず産卵されてしまいます。
どんな幼虫か写真を…と言いたいところですが、集団で群がる姿は、いつも「うっ…」 と軽くショックを受けます。なので今回は次の写真で代用することにします。
解る人にはわかる、なぜラークスパーの花がチュウレンジの幼虫に似ているのか────。
5mm以下の小さなチュウレンジであれば、指で潰してしまいますが、見逃して大きくなってしまうと…ちょっと気持ち悪さが増します(笑)
お口直しに茄子の写真でも。
こんな混栽、畑で育てている方から見たら驚きでしょうね。案外上手くいっていますよ。