山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

キジバトとの共存

 

台風が近づいてきた昨日午後。雨は降ったり止んだりの繰り返しで、時折太陽が顔を出したりしていたので、強風に備えて背の高いカルドンの花がらをカットしました。

 

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カットして初めて解った、カルドンの花の重いこと!あれだけ大きな花だったから、想像はしていましたが。いったい中に何が詰まっているというのでしょう。

普段は植物をドライにして飾ることは絶対にしませんが、この花がらを見て「なんてカッコいいんだろう!」と、破棄できない気持ちが芽生えました。種を採るまでの間だけ…と誰に聞かれたわけでもなく言い訳しながら花瓶に飾っています。種を採っても蒔く気なんてないのに、種が種が…と種に翻弄されている自分も可笑しいです。

 


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バラのアーチには、クレマチス ミケリテの3番花。嵐の前の静かなひととき。

 


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そのアーチの主であるブラッシュ ノアゼットは、チュウレンジハバチの餌食になって、こんな骨組み姿になっている部分も。


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それでもシュートをガンガン伸ばして、こんなにかわいらしい花をたくさん咲かせています。

 


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ボケて写っていますが、オミナエシが咲き出しました。ポット株を植え付けること、丸2年。陽の当たる場所に移植してようやく花を見ることができました。

すっきりとした黄色が鮮やかで、小さな花なのに目を惹きます。奥に咲いているルドベキア タカオは黄色だと思っていたのに、オミナエシと比べたらこんなにもオレンジ色でした。

 

 

昨晩から雨風の中、キジバトさんが巣に留まり続けています。太陽が出てきて良かったね。そっと出窓のカーテンを開けると、目が合ってしまうほどに近距離です。しばらくはカーテンは開けられないな。

今日は庭作業はお休みします。山田ガーデンはキジバトさんと共存する道を選びます。