ミニアイリスが今年も顔を出しました。2年連続で買い足した芽出し球根、無事に命を繋いでくれたようです。何もない(というか、植えていることを忘れている)土の表面に、ちょこんと出した芽を見つけた時の嬉しさといったら!それが球根を植える醍醐味なんじゃないでしょうか。
ダッチアイリス シルバリービューティーもこんなに芽を伸ばしてきています。園芸売り場に並ぶ芽出し球根の売れ行きを見ていると、決して人気があるとは言えないアイリス。やっぱり菖蒲やアヤメを連想させるからでしょうかね?
シャガも似たような植物ですが、球根ではなく地下茎で増え広がります。冬でも葉を落とさず、1年を通して見た目は変わりません。
シャガはよく増えるので、とんでもなく離れた場所に芽を出しちゃうことも。これを放っておくとシャガだらけの雑然とした庭になってしまうので、抜いては親株の元へ植え直したりしています。
そのシャガの脇に新しく木を植えました。
真っ赤に色づいたサンゴミズキです。
実は先日の記事の写真に写り込んでいたのを気づいた方、いるかしら?
花活けをしている方にはお馴染みの枝でしょうね。冬に真っ赤に色づくサンゴミズキの枝は切枝として流通しています。昨年庭植え用として売られているのを見かけてから、面白そうな木だな、とずっと気にはなっていました。
たまたま売り場に入荷してきたサンゴミズキ、物珍しく毎日様子を見ていましたが、一向に売れる気配がありません。それならば私が買わせてもらいます、と車の助手席に載せて帰ってきました。実は枝が黄色になるオウゴンミズキも一緒に入荷していて、黄色の鮮やかな枝とサンゴミズキの赤い色は自然界のものとは思えないくらい、売り場で一際私の目を釘付けにしていましたが、山田ガーデンの家の外壁と色が被るので、赤いサンゴミズキだけ購入しました。
すごく、すごく赤い!陽に当たると鮮やかです。
実はサンゴミズキの後ろのウメモドキ、枯れ進んでしまってダメなんです。おっとりとしたウメモドキは、生育旺盛なロシアンオリーブの影響を受けているのかも知れません。いつ伐根となっても寂しくないように、新たな1本を迎えたといったところ。
サンゴミズキもまた、生育旺盛な木のようですが(汗)。