山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

出荷が遅い〜ルドベキア



頭では分かっている。現実を受け止め、どんどん決断して前に進むしかない。でも気持ちはそう簡単に割り切れることもなく、時々悲しくなったり悔しくなったり、庭を見るたびに虚しさに襲われたり。庭作業したって、近いうちに全部真っ更にしてしまうのだからと思うとヤル気も出ない。ブログを書く気にもなれず、つらい。
関東は本日、突然の梅雨入りの発表があり、雷雨からのスタートとなりました。庭にいられたのは2時間だけ。


それでも植えたい気持ちはあるので、庭にはビニルポットのまま待機している植物だらけ。引越しを見越して、新しい植物は鉢植えにするつもりです。

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株が古くなったからか芽吹きが弱かったルドベキアは瀕死の状態。新しい開花株と入れ替えます。エキナセアも好きだけれど、やっぱりルドベキアが好きなんです。



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ルドベキアは芯が丸く茶色になっていると、かなり咲き進んでしまっている状態です。もっと早い段階で市場に出せないのかな?これでは花があまり持たない…


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これは昨年6月22日の開花したての頃。芯はまだ色が付いていませんね。この状態の開花株を見つけたなら即買いをオススメします。


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7月10日。上の写真の18日後です。芯がまあるくなってきています。約1カ月、同じ花が咲き続けるのがルドベキアの特徴です。
私の考えですが、ルドベキアは "芯がまあるく茶色になってこそルドベキア" みたいな消費者の好みが、出荷が遅くなる理由になっているのではないでしょうか?


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ベゴニア セネタホワイトは花盛り。切り戻した後に伸びた新しい葉は、黒く艶々としていて元気いっぱい。これからずーっと冬まで咲き続けます。
切って水に浸けておくと、すぐに根が出るので、簡単に増やすことができますよ。


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久しぶりの訪問客。大きいのでクロアゲハの幼虫かもしれません。柚の新葉、柔らかくておいしそう。


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写真を撮ろうとしたら怒らせてしまいました。よーく観察させてもらったんですが、不思議な足です。吸盤のようになっていて、枝にピタッと吸い付くよう。

庭にはいろいろな虫がいます。いつも庭作業をする時は、愛犬きなこを庭で自由にさせているのですが、アリが体を上がってくるのでゆっくり体を横たえることができないみたい。
昨日はなんだか狭い場所に顔を突っ込んでいるな、と思ったら、10分後くらいに片側の唇を腫らしていてビックリしました。何かに刺されたのか?またアレルギーか?動物病院はお昼休みの時間であたふた…診察時間を待っていたら腫れがひいてきたので良かったのですが、庭だからといって安心できないものですね。


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すっかり金魚草のファンになりました。こんなに次々に咲いてくれるとは!


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勢いよくつるを伸ばすのは、斑入りの野ブドウ。冬に伸びたつるをバッサリ切ったので、新芽がたくさん出ました。


あれから父とは目も合わせず、会話もない毎日が続いています。母は季節の変わり目だからか、部屋で横になったまま何日も引きこもっています。
好きにすればいい。私はもう、何もしません。