山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

さよならフレンチラベンダー



クレマチス アラベラがきれいです。木立性なので自分で巻き付くことができないので、誘引してあげないと地面にひれ伏します。
今年は誘引をラフにしたので(嘘、ちゃんとやらなかっただけ)花がよく見える位置に垂れ下がって、結果オーライになりました。



マダム ジュリア コレボン。
愛犬きなこの散歩をしていたら、クレマチスが素敵なお宅の方にばったりお会いして、楽しいクレマチスの話を聞かせていただきました。立派な八重咲きの新紫玉がめちゃめちゃ素敵でした。「急に立枯れしてダメになってしまうことが多くて難しいですね〜」と言いながら楽しんでいる様子が伝わってきました。



先出のアラベラを誘引しているアーチの反対側、家の外壁沿いにフレンチラベンダーを植えていました。種から育てたんです。それが何年も経って大きくなり、ニョロニョロ枝が暴れ出し、裂けて左右に分かれ…もうしっかりと樹形を維持できなくなりました。




それに花がね、ここ数年ちょっと気持ち悪く感じるようになってしまって。スズメガの幼虫を連想してしまうんです。それで思い切って抜くことにしました。




イチゴの苗とガザニアを残して、全て抜きました。ラベンダーは簡単に抜根、増えすぎる玉竜とチゴユリも抜いてスッキリ。チゴユリは素朴で可愛らしいから、と増えた分だけ抜いて維持してきましたが、増えて広がるスピードが早くて、もうお手上げです。あとに何を植えようか考えずに、勢いで更地にしてしまいました。



あぁ、これだこれだ。ブドウの木の下で陰になり、小さくなってしまったエキナセア ミルクシェイク。これを陽当たりのよいところへ植えてあげよう。



エキナセア以外は背丈の低いものを植えたかったから、鉢植えのベロニカを2つに切り分けて植え付けました。鉢がひとつ減ってよかった。




ここは居間から外へ出入りする通り道なので、スッキリさせたい気持ちはありました。でも種から何年もかけて大きくしたラベンダーを伐採するのは気が引けて、なかなか決断できなかった。
年月が経って好きではなくなってしまったものを仕方なく育て続けるのは楽しいか?そう考えたら、素直に切ろうと思えました。命がどうとか考えたらきりがなく、それを無理して背負うのは…今の私には無理かな。
とにかくエキナセアが元気になってくれることに期待します。