山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

【ブログ休止中の振り返り】根っこを食べられたゼラニウムと廃棄ランタナの復活

【2020年1月1日】


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暖かな年明けだった。足の指のしもやけが、いつの間にか治ってしまったほど。
秋に地植えにしたイエロー ✕ ブロッチのクリスマスローズがすこぶる元気。どのクリスマスローズよりも花芽が成長している。どうやらこの場所が合っていたみたい。この子が真っ先に蕾をつけるだろうな。少しづつ種類を増やしてきたクリスマスローズは全部で4種類になった。

枯れてチリチリになったミズヒキやマリーゴールド、年末に剪定した枝モノをゴミ袋に詰める。

植えていなかった残りのチューリップの球根をようやく植え終える。残念なことに年をまたいでしまった。ちゃんと咲いてくれるかな。


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コガネムシの幼虫に根っこを食べられて、瀕死の状態だったゼラニウム。やっと生きている感じだった。
それが見事に復活!水遣りは控えめにして養生させていた。大きくなれなかった葉も青々と茂り、真っ白な可愛らしい花を咲かせた。根は水を求めて伸びる。だから水遣りはあまりせず、根が頑張って伸びる力を信じて待った。処分されても不思議ではないほど弱々しかったゼラニウムだったが、こうして例年通りの姿に戻ったことがただただ嬉しい。外に置いている鉢物は、定期的にオルトランを撒くべきなのかも。


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部屋の暖かな窓辺で、枯れ枝と化していたランタナが芽吹いた。廃棄処分のポット苗。
どんなにダメっぽい姿になっても、すぐには処分しないで待つことも大切だ。もっともお店では待つという選択肢はないだろうけれどもね。

売れ残って廃棄するならば、値下げして売りつくしてしまった方がいいと個人的には思っている。生き物だからこそ、若々しいうちにお客様の手にお届けした方が良いではないか。値下げ品を目的に来店する人が増えたら困る、という意見もあるが、客が来ないよりはいい。というか、値下げ品を目的に来店することの何がいけないのかが分からない。図々しいだとか乞食みたいだとでも言うのかね。生き物の値段を下げることへの賛否両論もあるが、傷んだものを正規の値段で売るわけにもいかないだろう。実際、値下げ品を置かない私の職場でも、値下げして欲しいオーラを言葉の端々にぷんぷん出しているお客も来るしね。
売り方はどうであれ、廃棄処分品はないに越したことはない。廃棄しないための努力を店側はもっと考える必要がある。


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その後、可愛らしい蕾をつけたランタナは、今、窓辺で花を咲かせています。初めてじっくりと見る花。なんだか案外かわいいじゃないの。
寒さには強くないみたいだから、山田ガーデンでは地植えにはせずに鉢植えのほうが良さそう。