現在は終の棲家のリフォームが楽しくて仕方がないので、庭に出ない日が多くなりました。今まで勝手にいろいろとやらせてもらいましたが、もうこの庭に未練はなく、これからの植物との付き合い方も見直そうと考えています。
それでも残してある草花たちには水を遣らなければならないので、久し振りに庭へ出ると、あちこちでクリスマスローズが花盛りでした。咲いていることにも気付きませんでした。そのくらい、私の気持ちはもう庭に向いていないのだと改めて感じました。
ひとつ嬉しかったのは、こぼれ種で育っていたクリスマスローズが咲いていたこと。
これは咲いた場所から1番近くにある株のこぼれ種だったようです。
気に入って迎えたダブルのそばかす。
クリスマスローズを知って、初めて植えたミヨシのアシュード ホワイトフィズ。
現在のクリスマスローズの人気傾向は多弁咲きと、低価格になったゴールドかなぁ。こんな白のシングル咲きは、いわばひと昔前のクリスマスローズで、店頭ではほぼお目にかかれなくなりました。
プレゼントしていただいた多弁咲きのピーチプリマドレス。とにかく花弁の数が多くて、名前通りの花。
同じくミヨシのエレガンスアイス。今年初めての開花です。元は葉の枯れた、芽だけになった小さな廃棄苗でした。よく見ると糸ピコなのです。
大鉢のニゲルは、ほぼ見ないうちにシベが落ち、花は終盤を迎えています。
あんなに夢中になっていた庭作りから心が離れてしまうなんて、思いもしませんでした。リフォームが終われば、また気持ちは庭に向くと思いたい。今までとは違ったスタンスになるかも知れませんが、大好きな植物たちを追いかけた濃い日々は、それはそれは幸せな時間でしたから。