山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

2019-01-01から1年間の記事一覧

合弁花~ギボウシの花

朝顔に蕾を発見。 今朝は霧雨、昨夜遅くもどしゃ降りの雨でした。梅雨明けなんてまだ先の先だとは思うけれど、朝顔の蕾は夏が近づいていることを教えてくれます。 先日、"集合花" とは小さな花が集まってひとつの花になっていますよ~、と記事に書きましたが…

梅雨でも花盛りな宿根草たち

山田ガーデンではなかなか見ることのできない、花盛りな風景。ガーデンダリアとラークスパーの共演です。ラークスパーの花は終盤だけれど種を採りたいので、さやが乾燥して割れてくる頃合いを見ては、せっせと採種しています。銅葉のガーデンダリアが今年は…

カジュアルなイチゴ~ワイルドストロベリー

イチゴ農園の奥さんは植物が好きな人。少し前には多肉植物にはまっていたらしく、作業場の入り口にはたくさんの多肉の鉢…だったと思われる残骸がカラカラに干からびて…そうです、好きだからどんどん手に入れるけれど、お世話を全くしない人なのです。この間…

夏が好きな植物たち

夏が好きな植物たちが、ぐんぐん成長を続けています。人間は毎日振り回されている夕立ですら味方につけているようです。とにかく今週はよく降りました。これが栃木県の夏です。 昨年植え付けたピンクのエキナセア。数年前に植えたルドベキア ルビールビーは…

雷雨が全てを流してくれる

私はカフェイン中毒で、飲み物といえば常にコーヒーを飲んでいます。いつも通り朝からコーヒーをマグカップに淹れると、見覚えのないヒビが目に入りました。カップ外側を見ると、なんとコーヒーが漏れている。 不吉な予感は的中。その後些細なことで主人と大…

集合花~ニンジンの花

花が見てみたくて、ニンジンの種を蒔いたのは昨年の春のことでした。日本人園芸家の庭の写真を本で見て、一年草や宿根の植物と同じようにニンジンの花を咲かせていることに驚かされ、私もやってみたくなったのでした。 背丈は高く、1mはありそうです。ニン…

収穫日和~房スグリとつるなしインゲン

昨日早朝は雨が降っていましたが、急に晴れ間が出ました。一昨日の気温は16℃、昨日は30℃。陽射しが眩しかったです。絶好の庭仕事日和だったのは間違いありません。 良い頃合いの房スグリを収穫したかったのです。毎年恒例の甘酸っぱいジャムにします。 プラ…

蒸らさない、徒長させない作業

梅雨の晴れ間が2日続いたので、いつもより少しだけ、真剣な作業をしました。 柚の木の下、陽当たりの良い一等地。こぼれ種から恐ろしいほど増え過ぎたエリゲロンや、種でも地下茎でも増える食用にするには恐過ぎる黒ミツバと、斑入りミツバのアエゴポディウ…

私の庭はアゲハ蝶繁殖地

家の軒下にアゲハ蝶を見つけました。羽がとても綺麗なので羽化したばかりだと想像しました。この日は風が強かったので飛べなかったのでしょう。翌朝には姿はありませんでした。 別の場所には羽化したばかりのアゲハ。羽根がまだ開ききっていませんね。 庭の…

梅雨寒

ここ数日は衣替えをした学生たちには可哀想なくらい肌寒くて、娘は制服のブラウスの上に学校のジャージを着て行っています。 私も庭にコリウス、早々と植えてしまったのですが、ここ数日の気温低下で葉が落ちてきてしまいました。真夏日から一転して梅雨に入…

もっとやらなきゃ、という癖

昨年秋に鬱々とした気持ちから抜け出したくて、会社を辞めました。窓から光も入らない、雑談もない暗い職場が、本当に辛かった。陽を浴びて大好きな植物に関わる仕事がしたいな。そこで選んだのがイチゴ農園の仕事でした。少し前に今シーズンの収穫が終了し…

鮮やか!ガイラルディアとサニーレタス

今年、地味な山田ガーデンを変えてくれているのは、青いラークスパーと赤黄のガイラルディア。この2つが半日陰でリーフだらけの庭に彩りを与えてくれています。 英名 : gaillardia , blanket flower : ガイラルディア 特に植えて良かったと思っているのが、…

環境の日

環境省からとても嬉しいニュースが届きました。全国でレジ袋の有料義務化です。 山田ガーデンの住む県でも、約10年前にスーパーマーケットでのレジ袋無料配布を取り止めたことがありました。しかし、反対した企業もあったため足並みが揃わず、結局レジ袋を有…

遅咲きバラの蕾たち

イチゴ農園の作業は暫くの間はお休み。ビニルハウスの中のマルチやホースを全て取り去り、鎌で切り取った苗はカラカラになったところで焼却処分しました。ビニルハウスの中で燃やすので、喉は痛いし、目は開けていられないし、煙攻めに遭い死ぬんじゃないか…

それでも花のリレーは続く

今朝は曇り空。もしかしたら雨が降り出すかも…涼しくて過ごしやすいのですが、そんな朝です。 久しぶりにNHKの "やさいの時間" を観ました。杉浦太陽くんの飾らない感じがいいんですよね。素朴な疑問やコメントがきっちり台本通りじゃないところが自然でね。…

庭と虫

庭作りをしていると、必ず虫と対峙しなければならない場面がやってきます。虫といっても様々で、甲虫やらアブラムシ、アリ、芋虫毛虫、ハチの類いや書くのも嫌な軟体モノ…特にバラを植えていると、頭を悩ませる虫が多くやって来ます。 見て見ぬふりをすれば…

シーズン終盤の新雪

山田ガーデンで1番迫力のあるつるバラ 新雪は、開花ピークを過ぎ、疲れた花がらが目立ってきました。切らなきゃ…という気持ちはあっても、この暑さでどうにも体が動きません。夕方6時過ぎにようやく思い腰を上げました。 元気の良い枝には複数の蕾が付きま…

猛暑と戦う農作業

朝5時はとても涼しい。この時間にビニルハウス作業ができたらはかどるのにな。7時近くなると急に太陽の暑さを感じるようになります。 暑さの襲来と共に始まったビニルハウスでのイチゴ苗廃棄作業は、午前中が精一杯。慣れない鎌を振る右手には水ぶくれ、汗…

恨めしい気温32℃~ER チャールズ ダーウィン

山田ガーデンの働くイチゴ農園では、苗の刈り取り (廃棄) が始まりました。何千もの数の株を、1株1株、鎌で刈り取ります。ビニルハウスの中の気温は一体どれくらいだったのでしょう。こんなに汗をかいたのは、学生時代の部活動以来です。汗が眼の中にまで…

人の手は必要としない花~ニゲラ

いろいろな植物を育てていると、不思議な事がたくさんあります。山田ガーデンではどんなサルビアも上手く育たないし、突然枯れてしまうのはよくあることで、逆に突然植えていない植物が出てきたり、種を蒔いても芽が出なかったり、花が咲かなかったものが何…

暑さを待つ花、野菜たち

そろそろ陽射しが強くなってきて、庭を彩ってくれていたビオラたちも徒長してクタクタしてきました。種の出来ない品種は全ての花を摘み取って部屋に飾り、種待ちのものはバックヤードに移動したりしています。 実はきちんと "バックヤード" と呼べるような場…

春の嵐の後

昨日の嵐が嘘のような青空。庭を見回ると、ジギタリスが無惨に折れていました。棒を立てていたものも折れていたから、どうしようもない風だったということで。 山田ガーデンの通路には雪が降ったかのようにつるバラ 新雪の花弁が散らばっていて、これを片付…

しっかり者なバラ~マルシェルブ

天気予報通り、風を伴った雨降りです。結構しっかりと降っています。 今日は、少し前から満開になっているHT マルシェルブのお話です。この鉢、昨日のうちに雨風が当たらない軒下へ移動してあります。 アプリコットオレンジ色が美しいこのバラにホームセンタ…

2基目のバラアーチ~新雪のために

「立てるしかないか。」 主人とホームセンターへ急ぎました。お目当ては120cm幅の手軽なもの。突然ですが2基目のバラ用のアーチ、立てちゃいました。 冬の間にろくな剪定が出来なかったつるバラ 新雪は、恐ろしいくらい大量なステムを伸ばして蕾を付け、そ…

大好き!絞りのバラ~センチメンタル

白地に赤い絞り模様が爽やかなバラ センチメンタル。面白いのは、色が反転すること。 白地 × 赤の花弁は春の1番花のみで、2番花以降は赤地 × 白に変化します。秋に咲く花は赤地 × 白だと書いている情報がありますが、山田ガーデンでは1番花の剪定後に咲く…

パルフェ タムールの開花

小さな一重咲きのバラが好きです。巻き巻きの豪華なバラとは違った、素朴なかわいらしい雰囲気がたまらなく好き。 楽しみにしていたバラが山田ガーデンでも咲き出しました。その中のつるバラ、イギリス ワーナー社のパルフェ タムール。一重咲きのつるバラ …

ひとりイチゴ狩り

今シーズンのイチゴの出荷はおしまい。約半年続いたパック詰めも終わりを迎えました。まだイチゴはたくさんなっていますが、暑くなってくると株も弱ってくるし、甘味も薄くなるので、美味しくないイチゴを出荷したくないのだそうです。それがウチの味だと思…

地味な植物にスポットライトを!

バラの開花が楽しみな山田ガーデン。実は、日なたと日陰が半々にある庭です。常に樹木の影が伸びている場所あり、日なたは午後になると家の影で日陰に変わります。これを "半日陰" と言います。 バラは出来るだけ陽の当たるところを選んで植えてありますが、…

心躍る~開花間近なバラたち

パルフェ タムールの蕾から、ちょっとだけ覗く赤紫色。いよいよバラの開花を控えた今が、1年の中で1番心躍る時。 大好きな絞りのバラ センチメンタルは、バラゾウムシの襲撃に遭いながらも、奇跡的に蕾は無事でした。地元のバラ園で一目惚れしたこのバラの…

不思議な花に、可笑しな鉢

ルリニワゼキショウはとっても小さな花。1cmにも満たない。鳥が運んできたのか、昨年から突然姿を現し、花を咲かせるようになりました。不思議なことが起こるものです。雑草っぽいような、ぽくないような。 とってもかわいいので抜かないようにしています。…