山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

宿根草・多年草

桜が咲く、シャクヤクの植え付け

桜の名所ももちろん素晴らしいのですが、ちょっとした公園や学校や道端に植えられた、生活と共にあるような桜の木が好きです。この桜は娘の高校の通学路にある名もなき桜。 細い木がたくさん集まって、ひとつの大きな形を作っています。まるでスイミーみたい…

水挿しクレマチスの植え付け

私の住む市にもにもソメイヨシノの開花宣言がありました。懐かしい鳴き声に空を見上げるとツバメの姿。春は少しずつ進んでいます。 このチューリップは早咲きなのでしょう。色が付いてきました。 ヒメコブシは満開です。突然の花の多さにただただ驚きです。…

仕方なくバラの植え替え、見つけたローズの赤ちゃん

忙しいこともあり、鉢植えのバラは毎年は植え替えしません。もちろん今年もやらないつもりでした。 でも割れているスリット鉢を発見。ノヴァーリスです。土が漏れてしまうので鉢を取り替えることにしました。とても元気がいいので牛ふんをたっぷり混ぜた用土…

クリスマスローズ ニゲルの開花

1月23日 クリスマスローズ ニゲルが純白の花弁を広げ始めました。クリスマスローズの中でも早咲きの品種と言われている通り、1月の開花です。 実はこれ、昨年花が咲き終わった株を戴いたものでして、シーズン開花第1号を見るのは初めて。 大きなテラコッ…

大寒に春を見つける

鉢植えもいいけれど、こうして直に庭植えするのも好きです。農業高校で買ったパンジー。 花は一斉に東を向いて咲く不思議(笑)。 先日しばらくぶりに庭に出た時、やっぱりこの楽しみがない生活は考えられないな、とつくづく感じました。勢いでパンパスグラ…

寒くてもあえて厳しく育てる〜冬の園芸のコツ

年末恒例、フレンチラベンダーの剪定を済ませました。かなり大きくなっているので、半分くらいの高さになるように。連日の寒さで新芽も出ていないので、芽の位置を無視してバシバシ剪定しましたが、まぁ大丈夫でしょう。 久々に庭を掃除すると、こんなに寒い…

氷点下、バンザイ!〜山野草 シモバシラの霜柱

転職して半月が過ぎました。どんなに寒くても朝から晩まで屋外仕事ですから、HCの中で園芸部門は1番過酷なところ。今の時期は寒さに弱い蘭やシクラメンの鉢花を閉店後に店内に非難させ、翌朝オープン前に屋外へ戻す作業を毎日毎日繰り返しています。この作…

秋でもまだまだ花は咲く

11月に入り、ぐっと寒くなりましたね。昨晩は降水確率が10%だったのに土砂降りの雨になりました。数日前の久しぶりにまとまった雨で乾燥した秋の庭は潤っているので、もうしばらく雨はいらないです。ギボウシ ブルーカデットもこんなに黄金色になりました。…

クリスマスローズ ニゲルの古葉切り

半年以上前の3月に、開花の終わったクリスマスローズのニゲルを職場の方から戴きました。寄せ植えかなにかで使用したもので、一度使用したら本来は廃棄しなければならない決まりなのですが、まだ元気で勿体ないし、買うと高いでしょう?って。 4株もあった…

ホトトギスの咲く庭

英名 : toad lily : ホトトギス " 東雲 " 山田ガーデンの秋の代表花、ホトトギスの開花です。日本原産の山野草ですが、園芸品種はたくさんあるので、洋風なお庭にも必ず合うものがあるはずです。 日陰・半日陰の場所にオススメですよ。 こっちは駐車スペース…

秋の花が咲く

最近園芸店での仕事は、10歳年下の女の子と一緒にシフトが組まれています。水遣りのタイミングや手を抜くタイミング(笑)、かわいい、素敵だと思うモノが合うので、忙しくても穏やかに仕事ができています。「忙しいけど、がんばろね」って言える相手がいる…

クレマチス水挿しのその後

ビニルハウス内の畝にイチゴ苗を植え付ける作業の手伝いをしただけで、ほぼまるまる休み同然だった9月から一転、イチゴ農園ではまた少しずつ作業が始まりました。植え付けた苗はたちまち大きくなり、花を咲かせ、ランナー(つる)を伸ばし始めます。1株を…

ハマギクが仲間入りした秋の庭

来春の楽しみにしよう、とブロッコリー栽培を始めています。2株というささやかな数ですが大事に育てていきます。これはゴロッと大きな蕾が付くのではなく、菜の花のように細い茎がたくさん出るタイプ。スティックセニョールのような品種ですね。我が家は皆…

秋はダリアを植えたくなる

ここ数日は気温がぐっと下がって屋外仕事が楽になってきました。どこからか金木犀の香りが風に運ばれてきます。百舌鳥の高鳴きも聞こえてきます。あんなに暑かったのにね、もうすっかり秋です。 台風12号が直撃する予報でしたが、太平洋側に逸れてくれたので…

園芸店での仕事内容をこっそりお話ししましょう

平日はイチゴ農家さんの手伝いをし、週末は庭のデザイン施工会社の園芸店で働いています。休みはほとんどありませんが、イチゴの生育状況によってまとまったお休みをいただけるし、予定がある時はどちらも快く休ませてもらえるので、気持ち安心してやってい…

秋庭へシフト

暑い暑いビニルハウス内の作業も区切りが付き、イチゴのベビー苗を畝に植える作業に入るまで束の間の休息。ことさら暑かった今年の夏も、老化の進む身体に鞭を打って本当によく頑張りました。週末はまた暑い中、園芸店での仕事です。 ゆっくりする時間ができ…

庭に秋の知らせ

頭がモヤモヤします。靄がかかっている感じ。ネバーエンディングストーリーに出てくる "悲しみの沼" の中にいるかのよう。アトレイユが愛馬アルタクスを亡くした、靄がかかった泥沼だ。積もり積もった問題は小さなことから1つずつ片付けてはいるのですが、…

猛暑のガーデニング

連日、気温35℃だの36℃だの、バカみたいに暑い夏が今年は特に堪えます。デスクワークに慣れてしまい全く汗をかかなかったこの私でも、屋外で働くようになって文字通り滝のように汗を流しています。体の働きとしては正常になったわけですが、この年になってこ…

圧倒的存在感〜パンパスグラス

お盆のお墓参りには、買って用意したお花に加えて庭のルドベキア タカオとサルビア ガラニチカを切って持って行きました。お寺は暑いですね、たくさんの石に囲まれているせいでしょう。 普段から先祖に感謝することもなく、仏壇があってもお線香もあげない。…

生かすも殺すも水遣り次第

豪雨災害をもたらした今年の梅雨も、来週には明けるという声が聞こえてきたと思ったら8月にずれ込む、だって。庭の土も鉢物も飽和状態。もう水はいらないから陽の光をください… 水の遣り過ぎで植物が残念な姿になってしまうのは何度も見てきています。全国…

素敵な名前をつけてあげたい〜イチゴの新品種 i37号

イチゴ農園ではポットへのベビー苗挿しが終わりました。しっかり根付くまでの間は暫しお休み。次のシーズンには新品種を含めた3品種を収穫することになります。 " とちおとめ " は未だに根強い人気品種ですが、品種登録は1996年とかなり以前の品種のため、…

アジサイがいっぱい

梅雨時の楽しみは、道すがらアジサイを眺めること。一般家庭におけるアジサイの植栽率は間違いなく5割を超えている、と勝手に思っています(笑)。今は母の日の贈り物としても人気のあるアジサイです。日本に梅雨がある限り、偉大な母の存在がある限り、ア…

グランドカバーに最適?〜地を這う植物

ショベルカーが作業する音で、向かいのお宅でお庭の工事が始まっていることに気付きました。小さな芝生のお庭を掘り返している様子。思い返すと、芝刈りをしている姿を一度も見たことはなく、伸びきった芝が年々厚みを増していました。 芝を張ってしまえば、…

クレマチスを増やそう〜水挿しに挑戦

バラの消毒をしたくて、咲き終わったクレマチスのつるを剪定しました。バラと一緒に咲いて欲しくて近くに植えていたり、一緒に絡ませたりしているので、これからの季節はスッキリさせて、少しでもバラに病気が蔓延するのを防ぎたいですね。 バラのアーチに絡…

とにかくデカイよ、クラリーセージ

毎年庭に房スグリの実がなります。今年は数が少なめ、そして赤く熟すのも遅めでした。きっとジャムにしてもトースト1枚の面積は塗れない。息子がとっても楽しみにしているスグリジャム、それでも作るべきかどうしようか。 5月末に種を蒔いたアサガオが芽を…

レンガ敷き終了

なんとなく分かったような気がする。ペチュニアはピンチすることで生き返るってこと。だってピンチした後に咲いた花はこんなに色模様をキレイに出してくれたんだもの。ピンク色の面積が大きくて、買った時と同じペチュニアとは思えないくらい。北欧デザイン…

ギボウシ ファーストフロストの移植

先日、庭のデザイン施工会社の園芸売り場にいらっしゃったお客様から、ギボウシについてこんな質問を受けました。 「ギボウシって野草なんですか?食べられると聞いたのですが。」 「そもそもギボウシって何を楽しむものなんですか?葉ですか?花ですか?」 …

狭いカーポート脇の花壇に選んだ植物

我が家の狭い駐車スペースに植えていた古木のローズマリーを処分してからというもの、ストレスなく車を停められるようになりました。スッキリしたフェンス沿いに風が抜けるようになり、光が通ります。もう細かな虫が舞って嫌な思いをすることもないし、水遣…

6月の庭作業はひたすらハサミを握って

バラの花がら切りも間に合わない、ちょっと仕事に忙しい日々が続いていました。つるバラ 新雪はまだ咲いてはいますが、大半はおしまい。静けさを取り戻しつつあります。 暑かったけれど、仕事が休みになった昨日はラジオを聞きながら思いっきり庭掃除、掃除…

クレマチスとバラの共演を夢見て

先週、関東地方は太陽の出ない毎日が続いていました。気温も13℃や15℃と、5月らしからぬ低さ。もう寒くて風邪を引いてしまいそうでした。雨上がりを見計らって庭の掃除と雑草取り、バラの花がら切りは続けています。 新型コロナウイルスによる外出自粛でガー…