山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

2020-01-01から1年間の記事一覧

庭に難癖をつけられる

台風の影響で不安定な天気が続いていた北関東です。雨が降るぞと言われていながら一滴も降らなかったり、かと思えばいきなり土砂降りになったり。雲が南から北へ早いスピードで流れてゆきます。台風が通過した地域では40万人以上、と驚くほどの人数に避難勧…

秋庭へシフト

暑い暑いビニルハウス内の作業も区切りが付き、イチゴのベビー苗を畝に植える作業に入るまで束の間の休息。ことさら暑かった今年の夏も、老化の進む身体に鞭を打って本当によく頑張りました。週末はまた暑い中、園芸店での仕事です。 ゆっくりする時間ができ…

ブドウ泥棒、イチジク泥棒

台風の影響か、雨が降ったら急に涼しくなりました。夜の散歩が肌寒く感じるほど。ビオラの種を蒔きたいのだけれど日中の気温は30℃前後とまだ高めで、どうしたらいいか週間天気予報とにらめっこしています。 今日のブログのタイトル、気になりますよね。犯人…

庭に秋の知らせ

頭がモヤモヤします。靄がかかっている感じ。ネバーエンディングストーリーに出てくる "悲しみの沼" の中にいるかのよう。アトレイユが愛馬アルタクスを亡くした、靄がかかった泥沼だ。積もり積もった問題は小さなことから1つずつ片付けてはいるのですが、…

猛暑のガーデニング

連日、気温35℃だの36℃だの、バカみたいに暑い夏が今年は特に堪えます。デスクワークに慣れてしまい全く汗をかかなかったこの私でも、屋外で働くようになって文字通り滝のように汗を流しています。体の働きとしては正常になったわけですが、この年になってこ…

飼いやすい犬種?飼いにくい犬種?すべては飼い主さん次第

朝は5時代に起きています。コーヒーを飲んで目を覚ましたら、愛犬きなこと散歩に出ます。朝でも6時を過ぎるとぐっと気温が上がってきてしまうため、涼しい6時前に家を出るのが理想的。 夕方の散歩はアスファルトの熱が冷めてくる時間、最近は18時頃が多い…

圧倒的存在感〜パンパスグラス

お盆のお墓参りには、買って用意したお花に加えて庭のルドベキア タカオとサルビア ガラニチカを切って持って行きました。お寺は暑いですね、たくさんの石に囲まれているせいでしょう。 普段から先祖に感謝することもなく、仏壇があってもお線香もあげない。…

心洗われる夏の花〜朝顔

先日イチゴの新品種について記事を書きました。その名前の決まっていなかったイチゴに、遂に名前が!候補は6つありましたね。人気品種とちおとめの後継種という重要任務を背負っている割にはパンチのない名前ばかりでしたが(泣)。 投票の結果、ぶっちぎり…

特別支援学級からの高校進学

私は嬉しい。早朝に昇る太陽が眩しくて晴れ晴れした気分。梅雨が明けた途端に気温が恐ろしく高いけれど、こんなにも嬉しいとは。今年の梅雨は長く、そしてよく降りました。梅雨明けが8月になったのは13年振りだそうです。まるで冬のように庭作業を放置せざ…

ガーデニングには、覚悟しなきゃならない気持ちの悪いものがある話

【お断り】 この記事には気分が悪くなるような写真や文章があります。全てガーデニングをするにあたり起こりうる真実ですが、閲覧にご注意ください。 雨降りが続き、庭で作業すると頭上から滴が落ちてきて濡れるので、家の玄関先でちまちまと作業することが…

古臭い花?昭和な花?〜ベゴニア セネタホワイト

今年は本当に雨降りが多くて、柔らかい花弁が溶ける、溶ける。特にバラ咲きタイプのインパチェンスや日々草、ガザニア、ベゴニアの類いはひどいものです。 夏の花の代表格が軒並み溶けていくのを毎週末の売り場で手入れし続けてずいぶん経ちますが、この作業…

アサガオ苗の定植

見て見て! "ちいさいおうち" のTシャツを見つけました!Virginia Lee Burtonの絵本の傑作 "The Little House(ちいさいおうち)" のTシャツです。春夏秋冬の幸せなおうちが描かれています。これを着て農作業に励んでいますよ。先日セネシオ(id:cenecio)…

生かすも殺すも水遣り次第

豪雨災害をもたらした今年の梅雨も、来週には明けるという声が聞こえてきたと思ったら8月にずれ込む、だって。庭の土も鉢物も飽和状態。もう水はいらないから陽の光をください… 水の遣り過ぎで植物が残念な姿になってしまうのは何度も見てきています。全国…

ブロガーバトン受け取りました

殺虫剤は撒かないと決めている山田ガーデンです。しかし躊躇なくナメクジ駆除剤を使うのは、大嫌いだからです(笑)。 でも遂に殺虫剤を噴霧しました。バラのアブラムシです。春先に繁殖するアブラムシは、ヒラタアブの幼虫やてんとう虫の幼虫が食べてくれま…

素敵な名前をつけてあげたい〜イチゴの新品種 i37号

イチゴ農園ではポットへのベビー苗挿しが終わりました。しっかり根付くまでの間は暫しお休み。次のシーズンには新品種を含めた3品種を収穫することになります。 " とちおとめ " は未だに根強い人気品種ですが、品種登録は1996年とかなり以前の品種のため、…

バラ栽培が難しいのは、自己肯定感が低いから

旬のプラムをたくさん戴いたので、コンポートにしようと火にかけたら、たちまち水分が出てしまって煮崩れ。ジャムになってしまいました。 でもイチゴジャムともスグリジャムとも違う、美しいピンク色のプラムジャム。種の周りの果肉は酸味が強いので、レモン…

アジサイがいっぱい

梅雨時の楽しみは、道すがらアジサイを眺めること。一般家庭におけるアジサイの植栽率は間違いなく5割を超えている、と勝手に思っています(笑)。今は母の日の贈り物としても人気のあるアジサイです。日本に梅雨がある限り、偉大な母の存在がある限り、ア…

グランドカバーに最適?〜地を這う植物

ショベルカーが作業する音で、向かいのお宅でお庭の工事が始まっていることに気付きました。小さな芝生のお庭を掘り返している様子。思い返すと、芝刈りをしている姿を一度も見たことはなく、伸びきった芝が年々厚みを増していました。 芝を張ってしまえば、…

クレマチスを増やそう〜水挿しに挑戦

バラの消毒をしたくて、咲き終わったクレマチスのつるを剪定しました。バラと一緒に咲いて欲しくて近くに植えていたり、一緒に絡ませたりしているので、これからの季節はスッキリさせて、少しでもバラに病気が蔓延するのを防ぎたいですね。 バラのアーチに絡…

とにかくデカイよ、クラリーセージ

毎年庭に房スグリの実がなります。今年は数が少なめ、そして赤く熟すのも遅めでした。きっとジャムにしてもトースト1枚の面積は塗れない。息子がとっても楽しみにしているスグリジャム、それでも作るべきかどうしようか。 5月末に種を蒔いたアサガオが芽を…

レンガ敷き終了

なんとなく分かったような気がする。ペチュニアはピンチすることで生き返るってこと。だってピンチした後に咲いた花はこんなに色模様をキレイに出してくれたんだもの。ピンク色の面積が大きくて、買った時と同じペチュニアとは思えないくらい。北欧デザイン…

庭にお茶を飲むスペースを作ろう

DIY

私はコーヒーが大好きで、以前はよく起き抜けにマグカップ片手に庭に出ていました。木陰にしゃがんで、緑を眺めながらコーヒーを飲むことがとても好きでした。それをしなくなったのは、周りにたくさんの住宅が建ってしまったから。しゃがんでコーヒーを飲ん…

ギボウシ ファーストフロストの移植

先日、庭のデザイン施工会社の園芸売り場にいらっしゃったお客様から、ギボウシについてこんな質問を受けました。 「ギボウシって野草なんですか?食べられると聞いたのですが。」 「そもそもギボウシって何を楽しむものなんですか?葉ですか?花ですか?」 …

狭いカーポート脇の花壇に選んだ植物

我が家の狭い駐車スペースに植えていた古木のローズマリーを処分してからというもの、ストレスなく車を停められるようになりました。スッキリしたフェンス沿いに風が抜けるようになり、光が通ります。もう細かな虫が舞って嫌な思いをすることもないし、水遣…

夏花ペチュニアをまたまた追加

陽射しが夏のように強烈なので、愛犬きなこの散歩は朝早く6時台に行っています。先日公園のブランコがひとつだけ、誰も乗っていないのに揺れていたんですが、あれは何だったのでしょう? ホームセンターで夏場の仕事用にと帽子を新調しました。数年前に買っ…

6月の庭作業はひたすらハサミを握って

バラの花がら切りも間に合わない、ちょっと仕事に忙しい日々が続いていました。つるバラ 新雪はまだ咲いてはいますが、大半はおしまい。静けさを取り戻しつつあります。 暑かったけれど、仕事が休みになった昨日はラジオを聞きながら思いっきり庭掃除、掃除…

老害

初めてマスクを手作りしてみました。春の花粉対策用に買い置きしていた箱マスク、とうとう使い切ってしまいました。子供たちの学校用にと再び箱マスクを買いましたが、安くなったとはいえ、通常価格の4倍の値段!まだ高価なので、私は手作りマスクを使って…

イネ科の花粉にやられる

3日連続の夕立。もうそんな季節になりましたか。私の住んでいる地域では、ちょっと夏のような陽射しがやって来ると、夕方必ず雷雨になります。 山田ガーデンで唯一のフランス デルバール社のバラ、シャンテロゼミサトです。すでに雷雨で散っちゃったけど。…

さよなら古木ローズマリー〜伐採を決めたお話

このブログのよく読まれている記事の中には、幾つかの剪定モノの記事があります。伸びまくるロシアンオリーブと今は亡きロータス ヒルスタスの剪定についてのこと。さて、今回の主役はどうでしょうか。小さい時はシュッとしてかわいらしいですが、大きくなる…

クレマチスとバラの共演を夢見て

先週、関東地方は太陽の出ない毎日が続いていました。気温も13℃や15℃と、5月らしからぬ低さ。もう寒くて風邪を引いてしまいそうでした。雨上がりを見計らって庭の掃除と雑草取り、バラの花がら切りは続けています。 新型コロナウイルスによる外出自粛でガー…